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ツーバイフォー住宅は地球に優しい?!環境性について

2019年1月21日

地球環境について

今の人の暮らしや多くの野生生物が危険にさらされてしまう「地球温暖化」。
それを止めるには、石油や石炭などの燃料消費によるCO2の排出を減らすことが大切です。
また、「大気中のCO2を吸収し、貯蔵する」ことも有効な手段であり、ツーバイフォー住宅はそれが可能です。
今回は、そんなツーバイフォー住宅の環境性についてご紹介していきます。

ツーバイフォー住宅のCO2貯蔵量

ツーバイフォー住宅一戸あたりのCO2貯蔵量は、およそ5.5トン(共同住宅の場合は1戸あたりおよそ2.1トン)。
ツーバイフォー住宅が200万戸建てば、貯蔵量はおよそ8556千トンとなります。
これを1ヘクタールあたり170トンのCO2を貯蔵するスギ人工林の面積に換算した場合、およそ50,330ヘクタールとなり、屋久島の面積とほぼ同等の貯蔵量となります。
あるいは、東京23区の面積の役80%、東京ドームの役10,700倍に相当します。

木材は自然が作った素晴らしいリサイクル資源

水や空気、太陽光といった自然の資源をもとに森林で育まれている木材は、きちんと森林管理をすれば、ほぼ永久的に再生産が出来る素晴らしい資源です。
一度利用された木材からも新たな製品を作ることができ、リサイクル利用が可能です。
使用した後の廃材をエネルギーとして活用した場合、化石燃料(石油や石炭等)の消費を抑えることにも繋がります。
さらに、森の木は二酸化炭素(CO2)を吸収して酸素(O2)を排出し、炭素(C)として貯蔵、製材後も炭素をストックし続けてくれます。
それは住宅になっても変わることはなく、鉄骨やRC造の建物に比べて大量の炭素を蓄えることができます。
また、木材は他の材料に比べて製造の過程で生じるCO2の量がとても少ないという特徴があります。

つまり、木材を使ったツーバイフォー住宅を建てて暮らすということは、CO2削減に貢献することになるのです。

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