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長きこと、美しきかな

2019年8月25日

現場に行くと こんな感じで 目を引くものが。

なーんでしょう???

これね、釘なんです。

束ねて上から見たのがコレ。きれいですよね、整然と並んで美しい。

なぜ 青色と赤色が分かれているんでしょうか。
気分で使い分けるからです。

というのは嘘です。すみません。

釘に色がついている理由は

『 釘を打った後からでも 
            釘頭を見て打ち込まれた釘尺が分かるように 』    で

この釘頭の色で 釘尺を判別します。
コレは 緑色ですね、見にくいですが・・・

青と赤だけでなく、他にも黄色や緑、同じ長さだけど 釘のタイプが変わって パープル、オレンジ、ブラック等とほんとにカラフル。

長さも 普段目にするような ちっさいものではありません。

赤色は 9センチ
青色は 7.5センチ
オレンジは 6.5センチ
一番短い緑でも 5センチ もあるんです。

スマホの横幅が およそ5~6センチ程度を目安にイメージしてみて下さい。

五寸釘 (約15センチ) とまではいきませんが、
十分 ゴツい長さですよ、9センチって。

そのながーい釘を バスンバスンって 打ち込んでいくんです。こいつで。

打つ場所によって 釘の打ち分けをします。

ちなみに 釘は 錆びるべきモノなんです。

打ち込んだ後、錆びることで抜けにくくさせるからです。

よく、大工さんが 口に釘を咥えているのを漫画などで見かけますが、あれはまちがいじゃないんです。

水分をもたせた鉄釘を 打ち込んで錆びさせる。と言うことだったんですね。

うーん、奥深い。

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