INFORMATION更新情報
てんとうむし
2024年11月4日
てんとうむし、実物を見るのは2回目。
今まで てんとう虫に遭遇することがなかったんです。
外で遊ぶ子どもではなかったし、虫もできれば いない方が嬉しい。
「あ、てんとう虫だ」って気づいたとき、ちょっとした感動を覚えました。
てんとう虫の水玉模様の鮮やかさとか
不自然なくらいバランスの良い水玉模様とか
無機質な足の動きとか、案外 早い移動スピードとか
どこへ行きたいのかわからないくせに なぜかやたらと規則性のある動きとか。
改めてちゃんと見ると、面白くて。
社長といっしょに お客様の建設希望地の調査に来たのに、
私が一番熱心に見ていたのは この てんとう虫。
私が高校生だった頃、てんとう虫が好きな年下の女の子がいました。
彼女のふわふわしたくせっ毛や 細くて長い手足、
笑うと見える、ちょっとだけ隙間のある前歯を 急に思い出して。
妙に懐かしさを感じて
妙にさみしくなって
妙にあの頃自分が何を考えてたのか 必死に思い出したりして。
今 なにしてるんかな 会いたいなって思ったり。
てんとうむし見ただけで なんだかザワザワした気分になってしまって困りました。
おそるべし 天道虫。
少し涼しくなった夕方の サラッとした風が気持ちよかったです。
揺れた草のてっぺんから てんとう虫を見失ってしまいました。
次に また てんとう虫を見るのは いつだろう。
そのとき 私は何を思い出すのかな。