見てください。建ててます!
現在 【 現場見学会 】を受け付けています。
参加してみようかどうしようか迷っている方は ぜひ参加してみてください!
と言っても なかなかね・・・ってなりがち(笑)
わかります。私も同じです。
行ってみたいけど 勧誘されたり色々と質問されたりするのヤダなあって思うんですよね。
かる~く見たいだけだとちょっと気後れしちゃうっていうか、ね。
なので、こんな風ですよってイメージをご紹介したいなぁ
今 建築中のお家は ゼロ・エネルギー・ハウス(ZEH)だから特に見てほしい・・・
と思い、いつもなら事務所から一歩も出ようとしない私が 現場を見に行きました。
ところが、なんだか ブルーシートがぐるんぐるんに巻いてあるんです。
そう、これは 台風の被害を抑えるための防護策。
現在、屋根と壁はあるけど窓や玄関などが入る前で、風が入るところがいっぱいあるんです。
となると 強風が吹き込み、躯体がよじれたり葺いた屋根がズレたりと いいことがありません。
なので可能な限り風の吹き込む穴を防ぐために、ブルーシートでぐるぐるぐるぐに巻くんです。
しばらく眺めていたんですが、大工さんが ホチキスみたいなので
パンパン パンパンパン パン パンパン って留めていくんですが、それはそれは面白そうな様子でした。
- ホチキス、楽しそうです
- 結果、ぐるぐるになりました
- ブルーシートの穴もガムテで塞ぎます
大工さんたちの使う道具って 私にとってはスゴク魅力的です。
ザクの頭のようなコンプレッサーが並んでたりとか
無造作に置かれたダンボールの中に やたらとカラフルな長寸釘があって。
しかも その釘がランボーの肩にかかる弾丸のごとくベルト状に連なっていて
もうそれは 単なる釘ではなく『 金具 』ともとれるオーラを出していたり。
釘の色によって長さが違うんです。頭の数字が長さです。
釘を見るだけで トキメイている自分に不安を覚えます。
木の香りがすると思って振いたら、
丸鋸がきれいな放物線でおがくずを飛ばしながらスムーズに軽快に木材を切っていたり。
大工さんたちの腕を持ってして さも楽しそうに簡単に見えますが、
いざ私がやろうとしたらマシンに振り回されてもう収集がつかなくなってしまうでしょう・・・。
ぐるぐるに巻かれたブルーシートの中に入ってみました。
- これは下から屋根を見上げたところ
- 柱だけの内部
柱と屋根と床が貼られ、間取り図面を思い出しながら『このあたりがキッチンで、お風呂の配管がこう来てるのね… ふんふん』と考えます。
断熱材が入る前と後でも 内部の広さ感覚は少し変わります。
こういったことも何度か現場を見て、ようやく少し感じられる様になりました。
最後にもう一度外から眺めていて、足場がそっと躯体を支えているのを発見したんです。
なんだか大工さんや業者さんたちだけでなく、金具や足場やブルーシートのような建材資材たちも 一緒になってこのお家を大事に建ててるんだなあっておセンチに浸ってしまいました。
現場見学というのは 建築方法を見るためだけではなく、どんな工務店と施工業者さんたちとの関係性や仕事に対する態度を見ていただくものでもあります。
だから どんな会社の現場見学に行かれたときも、お家だけでなく周辺や施工業者さんたちの事もよく観察してください。
出来上がりから内部は見ることができない分、建築途中を見に行くことは重要なことです。
資材が散乱して 現場が整頓されていなかったり、物の扱いが雑だったりしたらもういちど この工務店で良いかをよく考える必要があると言ってもいいと思います。
後悔しない家づくりをしたいなら できるだけ多くの現場見学への参加をおすすめします。