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ビバ! 工場見学

今度の 11月17日に 岐阜県の木材メーカーさんにて
大きな工場見学のイベントがあります。

                                      イベント詳細

その予習として、社長と二人で この工場見学を体験してまいりました。

最終的な個人的な感想は 『 楽しかった !!』の一言です。
どんな風に楽しんだかは これから ご覧に入れます。    どうぞ~~~

懐かしの 万国旗がお出迎えしてくれます

大きな工場を構える木材メーカーさん。
工場見学に伺いました。

その日は 社長と私、たった二人のために
立派なウェルカムボードを用意して頂きまして、なんだか嬉しかったです。
思わず 写真に撮りました。

まずは 名刺交換などをいたしまして、
プロジェクターによる会社の沿革や取り組みなど、 その長い歴史とは裏腹に
超簡略化した説明を拝聴。
扱う材料へのこだわりや そのクオリティーを保つための企業努力、
エンドユーザーのお客様までもおろそかにしないその姿勢と情熱には
サスガだなあと頭が下がりました。

しかも 自社で働く従業員さんへの気遣いもしっかりされているのが言葉の端々から感じられて、その正直さと真面目さに とても好感を覚えました。

さて 座学を早々に終わらせたら、工場の中を見に行きます。
私 コレが一番の楽しみだったんです。

ニヤニヤしながら 首からカメラを下げて、来客用ヘルメットをかぶって
レッツら ゴー!!      です。

実際に 職人さんたちが作業する工場内を 見学。邪魔はしてません。
床に置きしない。そのための台座に歴史を感じます。

ひろーいひろーい工場。敷地は工場だけでおよそ4200坪ほどとか。
扱うのが 大きな木材なので やはり必然ですね。

その広い工場内は SPF材(トウヒ、松、もみの木)のいい香りがします。
このSPF材は ツーバイフォー工法に使われる木材。この会社では 上質な木材を確保できるようにカナダを筆頭に 海外から大半を輸入。

本当は 工場内の写真を もっとたくさん撮りたかったんです。
私の好きな 大きい機械もいっぱいあったし、働く職人さんや、使っているマシン。すごく面白そうな部品があちこちにあったんですけど、写真に取ろうとしたら NGが出てしまって。

大きい 釘打機とか 裁断機とか クレーンみたいなやつとか もう色々。
お見せしたかったなぁ・・・。ちぇっ。

とは言いつつも 進んでいって、メインイベントの『地震体験コーナー』です

まずは 地震の恐ろしさと ツーバイフォー工法の頑丈さの説明。
実験用の2階建てのおうち。実験用とはいえど本格的です。
もちろん ツーバイフォー工法です。
四隅の小さな機械が 地震の揺れを再現します。

実際に 地震を体験する事もできます。
震度3を体験した社長曰く『 足元が フニャフニャするぅ』ですって。
円を描くように揺れるから、ちょっと目が回る感じと似てるんでしょうね。

でも 震度7程度の 揺れを見た後、家の中は恐ろしかったです。
いくら実験と言っても、戸棚の引き出しが飛び出てる感じとか、
重い冷蔵庫がぶっ飛ばされてる感じとか、人間ではないその力の大きさに
正直 恐怖を怯えました。
踏ん張って耐えるとか言ってたら、ホントに へそでお茶がわきます。

引き出しの中で お皿同士がぶつかって割れてました。

震度7程度の揺れの最中、揺れ自体も激しいんですけど、
それよりも 家具などが揺れて壁や床にぶつかる音、
引き出しや椅子が暴れる音、ガラスの割れる音がすごくこわかったです。

実際は もっとたくさんの家具があり、物が落ちる音や人の悲鳴、電気がショートする音とか、もっともっと怖いんだろうなって思いました。

冷蔵庫が 壁にぶつかってできた穴です

こういう大きな地震を目の当たりにして、心の底から
『頑丈な家にすみたい』って心底思いました。

単純に自分が助かるためだけじゃなく、自分の家族の命を守るため。
命を守る事ができたら、次に地震後に雨風を凌ぐための生活スペースを確保。
たとえ 完璧に家として機能しなくても、
直射日光や 雨、風から身を隠すために 頑丈な家に住みたいって思いました。

何百回も 大きな地震を耐えてきたこの実験棟。
なのに 壁に大きなひび割れもなく、家が歪んでもいない。
あるのは冷蔵庫がぶつかってできた穴くらい。

あとは この土台の金具が歪んでいるだけ。
これでも 何度も何度も何度も何度も 地震の実験を繰り返した上での 歪みなので
実際なら こんな歪みはないでしょう。

この実験を見る前と後で こんなにも家の構造、工法の差を重視している自分に驚いています。
自分が家を建てるときは、ツーバイフォーにしようって思いました。

今までの地震に対する考えが甘々だった証拠です。

そして 楽しかった工場見学が終わり、最初に座学をした部屋に戻り、
質問したり、まとめを聞いたりして
工場内で上がってしまった テンションを落ち着けます。

そして なんと 会長自らご挨拶を頂き、ペーペーの事務員の私にも
名刺をくれました。
そこには    ” CHAIRMAN”  (会長)。 おお、その響きカッコイイ。
会長ご自身も 背が高くて シュッとして話題の豊富な素敵な方でした。  

見学会の所要時間は 90分ほど。
でもそれ以上に内容は濃く、
沢山の情報と大切な気付きを得ることができました。

小むづかしい工法とか 木材の種類とか 、
それもありますけど  正直に  『 家 』に重要なのは 『身を守る強さ』。
そしてその強さを作り出すためには どうすればいいのか。

それを実感して 真面目に考える素晴らしいきっかけになりました。
この見学会、参加してよかった。

大袈裟に聞こえますけど聞いて下さい
                        『 命と生活を守る証拠がここにあります 』

嘘だと思うなら、見てみて下さい。

2019年 11月17日(日)に大きな工場見学会のイベントをするんだそうです。
通常の工場見学に合わせて、建方デモンストレーションや、
食事屋台村でカレーや焼き鳥などがあったり、
何かが当たる抽選会、ピザ造り体験とかもあるんですって。

参加を希望の方は 弊社までお問合せ下さい。

おまけ

工場見学でテンション上がってお腹が空いたので
帰りに社長と近くのお蕎麦屋さんでランチ。

柴漬けの入った蕎麦稲荷。二個の稲荷を二人で一個づつ半分こしました。
とっても美味しかったです。

社長、連れて行ってくれてありがとうございました☆

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